2025.02.14

【イベントレポート】2024年11月22日。くっきー!さんがTLFにやってきた1日をプレイバック!

人気お笑い芸人、野性爆弾のくっきー!さんをスペシャルゲストに迎えたトークセッションが開催された第108回、東京レザーフェア。
関係者の皆様の尽力と、たくさんのお客様、そして何よりくっきー!さんの活躍によって、会場は満員となり、ためになるお話と大爆笑の渦の中で終えることができました。
このレポートでは、くっきー!さんが来られた11月22日の様子を、振り返っていきたいと思います。

1:会場散策

某テレビ番組の生放送終了後に、東京レーザーフェアが行われる浅草の台東館に足を運んでくださったくっきー!さん。会場に到着した後、トークセッションが始まるまでの時間、少しだけブースを回っていたことをご存知でしたか? このタイミングでくっきー!さんを見かけることができた人はとてもラッキーでしたね。

会場入り口にて。フロアを埋め尽くす無数の革や資材に、くっきー!さんの目もらんらんと輝きます。

各社渾身の素材がずらりと並ぶブースに、くっきー!さんの興味は止まりません。

まずはじめにくっきー!さんが訪れたのは、主に大阪にて革の卸販売を行う(株)ミヤツグ(以下、すべて敬称略)のブースです。軽快なトークでインスタライブでもお馴染み、宮前社長が数枚の革を紹介してくれました。

くっきー!さんの好みに合いそうな1枚をプロの視点から提案する宮前氏。

くっきー!さんの質問やオーダーに応えて、数枚をセレクト・説明してくれました。

同じ革好きとして、初対面でもすぐに心が通じ合ったようです。

次は革や靴資材の卸販売に加えて、一般消費者向けの小売までを手がける川村通商(株)のブースへ。ここでは主にオンラインショップで靴のパーツの販売を担当する橋本氏が、くっきー!さんとのシューズトークに花を咲かせます。

靴好きのくっきー!さんは、壁一面に並ぶソールに圧倒されたご様子。

素人には難しい靴づくりをサポートするアイテムに惹かれたようです。

DIYを好むくっきー!さんは、靴を構成するそれぞれのパーツに興味津々でした。

続いてくっきーさんが足を止めたのは、以前にくっきー!さんがつくった“一体型”レザースーツ(詳細はこちらから)が飾られている(一社)日本タンナーズ協会のブース。ここではスーツの制作を担当したクリエイターの方との再会が実現します。

スーツを制作した時の思い出話が止まりません。

世界にたったひとつの“相棒”との再会に、くっきー!さんのテンションも上がります。

最後は事前の対談を行ったフジトウ商事(株)のブースへ。3ヶ月ほど前に“濃厚な”レザートークで心を通わせあった髙𣘺氏との再会を果たし、改めてお気に入りの革を見せてもらいます。

対談時に“ひと目ぼれ”したグレーの『ジェフウォール』を再度チェック。

一度、じっくりと語り合った仲。打ち解けた関係性が表情にも出ています。

広げた革を巻き直すのを笑顔でお手伝いしてくれる優しいくっきー!さん。

2:トークセッション

続いてはお待ちかね、1時間に渡るトークセッションです。会場は超満員。後方部の立ち見席までが埋まるだけでなく、入り口のドアの外まで、会場入りが叶わなかった人で溢れかえっていました。

一般のお客様、報道関係者、そして出展企業の方々で埋め尽くされた会場。

先ほど紹介したレザースーツもセットされ、トークセッションが進んできます。

くっきー!さんの革に対する思いや、抽選で選ばれた4社によるイチオシの革のプレゼン、さらに「革がサスティナブルな素材である」ことを伝えるTLA(Thinking Leather Action / シンキングレザーアクション)の座長、川北氏による革に対する正しい知識のレクチャーなど、バラエティに富んだ内容で、会場は大盛り上がりでした。

ストック小島さんからは、くっきー!さんが好みそうな革ジャンに適した1枚が。

山陽さんが持ってきた「とにかく硬い革」を引きちぎろうと、本気の表情に。

寿屋さんは、業界でも珍しいレベルに薄くて軽い革を紹介していただきました。

協進エルさんがプレゼンした革は、くっきー!さんが「脈革」と命名することに。

TLAを主催する川北さんには、クイズを交えて革に対する正しい知識を解説してもらいました。

なお全編ではありませんが、トークセッションの様子は、東京レザーフェアの公式インスタグラムにて、切り抜き動画を何本か公開しますので、そちらもぜひお楽しみください。

3:最後に

大盛況のうちに終わったトークセッションの後、楽屋に戻ったくっきー!さんに感想を伺いました。

まず一番驚いたのは、革の種類の多さだったようです。トークセッションの中でプレゼンされた「とにかく硬い革」と「とにかく柔らかい」革の2枚だけでも、同じ素材とは思えない幅があることに“ワロてまう”レベルに衝撃を受けたと話してくれました。

くっきー!さん、ぜひまた東京レザーフェアに遊びにきてください!

またTLAの話を聞いて得た「人間がお肉を食べる限りは、革製品を使った方がいい」という知識にも触れ、「たくさんの人に理解してもらいたいですね」と深く共感していた様子でした。

革という素材の素晴らしさや、皮革業界が伝えたいことなどを、大きな笑いとともに伝えてくださったくっきー!さん。本当にありがとうございました。これからも是非、革グッズを愛し続けていただき、またぜひ東京レザーフェアにもご参加ください!