HISTORY

HISTORY

PROLOGUE

「明治の興業の父」と呼ばれた
西村勝三の活躍から、
東京レザー フェアが残してきた
挑戦の足跡を含め、
主に東京のちにおける
皮革産業の歩みと、
浅草が
「革の街」として発展していった
約150年の歴史を、
駆け足で振り返ります。

  • 皮革産業界
  • 世の中の出来事
黎明期

1870

西村勝三が、築地入舟町に「伊勢勝造靴場」を設立。国内で初めての革靴を製作。

1870

1871

西村勝三が、製革工場を向島へ移設。

*西村勝三は、日本における「靴の創始者」と呼べる存在。

1871

1872

弾直樹が、浅草橋場町へと製靴場を移設。

1872

西村勝三と弾直樹、二人の尽力が、日本における靴産業の発展と、浅草の地が「革の街」として繁栄していく礎となった。

CLOSE

1902

「伊勢勝造靴場」の系譜を継ぐ日本製靴株式会社(現・リーガルコーポレーション)が設立。

1902

1903

日本皮革株式会社(現・株式会社ニッピ)が設立。

1903

日本が戦争へと突入し、軍需の中で皮革産業の需要が高まる。この頃、現在も残る皮革業界の主要企業が次々と設立された。

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1870

渋沢栄一がパリ万博に参加する。

1870

1871

日本最初の日刊紙である『横浜毎日新聞』が創刊。

1871

1872

福沢諭吉による『学問のすゝめ』が出版。

1872

1877

西南戦争が勃発。

1877

1882

上野動物園が開園。

1882

1892

パリでファッション誌『ヴォーグ』が創刊。

1892

1903

ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功。

1903

1914

第一次世界大戦が勃発。

1914

1923

関東大震災が発生。

1923

1941

太平洋戦争が勃発。

1941

成長期

1946

「日本皮革労働組合」が結成。

1946

1947

「東都製靴工業協同組合」が結成。

1947

1951

後の「資材連」の前身となる共同組合「二十日会」が結成。

1951

上野駅が位置する台東区では、東北地方からの集団就職者を受け入れ、浅草周辺にて、製靴業に従事する若者が増えていく。

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1958

皮革の面積が「坪」から「デシメーター」に変更。

1958

1960

原皮が輸入自由化となる。

1960

1945

太平洋戦争が終結。

1945

1950

朝鮮戦争が勃発。

1950

1957

世界初の人工衛星が打ち上げられる。

1957

1958

東京タワーが完成。

1958

1963

アイビールックが流行。

1963

1964

東京五輪が開幕。

1964

加速期

1967

二十日会を母体に、「東京皮革関連資材綜合見本市協会」が発足。初代理事長に、㈱櫛原商店の櫛原光也氏が就任。

1967

1968

東京都立産業貿易センター 台東館が着工。

1968

1970

第一回東京レザーフェアが開催。

*皮革産業を支える企業が、竣工直後の台東館に集まった。

1967

各企業の個展が乱立する中、その一本化を望む声が膨れ上がり、数年に渡る準備期間の後、一大綜合見本市の開催に至った。

CLOSE

1972

二代目理事長に、㈱ストック小島の小島宗二氏が就任。

1972

1980

東京レザーフェアに米国タンナーが出展。

1980

1988

三代目理事長に、㈱山上商店の山上裕三氏が就任。

1988

1966

ビートルズが来日。

1966

1967

ミニスカート、パンタロン、ブーツが大流行。

1967

1969

アポロ11号が月面着陸に成功。

1969

1970

大阪万博が開催。

雑誌『アンアン』が創刊。

1970

1971

雑誌『ノンノ』が創刊。

1971

1973

オイルショックが発生。

1973

1976

ミラノ・コレクション・が開始。

1976

1983

ファミコンが発売開始。

1983

1990

東西ドイツが統一。

1990

挑戦期

1998

国際化を狙い、「リネアペッレ」とのコラボレーションが始まる。

1998

1999

「協同組合資材連」が発足。

1999

2000

四代目理事長に、㈱村井の村井義和氏が就任。

2000

2001

出展社の情報発信を促進させるために「トレンドセレクション」が開始。

2001

2003

若手育成に向けた「学生創作展」や「革コン」が開始。

* 「革コン」への参加者を募るポスター。

2003

2007

五代目理事長に、㈱久保柳商店の久保田清人氏が就任。

より大々的なプロモーションを図った「ファッションショー」が開始。

* 最新の情報が集まる場として、その注目度も上がっている。

2007

時代の流れやニーズに柔軟に対応し、さまざまなコンテンツを展開しながら、現在に至っている。

CLOSE

2013

革靴輸入額が約1240億円となり、初めて国産出荷額を上回る。

六代目理事長に、ミツワ産業㈱の西谷秀機氏が就任。

2013

1995

阪神大震災が発生。

1995

1997

ルーズソックス、ガングロ が流行。

1997

2001

アメリカ同時多発テロが勃発。

イチローが大リーグの最多安打記録を更新。

2001

2005

愛・地球博が開催。

2005

2007

東京ミッドタウンが開業。

2007

2008

リーマンショックが発生。

iPhoneが日本で発 売開始。

2008

2011

東日本大震災が発生。

2011

2014

東京スカイツリーが完成。

2014

新生期

2017

七代目理事長に、富田興業㈱の富田常一氏が就任。

2017

2018

欧州EPAの発行により、革及び靴の関税割当が撤廃される。

2018

2019

浅草神社にて、100回記念事業「THE・前夜祭」を開催。

東京レザーフェアの出展社それぞれの独自の強みを明らかにした「ブランドブック」を発行。

2019

2017

トランプ大統領が就任。

桐生祥秀が日本人初の100m9秒台を記録。

2017

2018

大坂なおみが4大大会で日本人初の優勝。

2018

2019

新元号が「令和」に決定。

2019

2020

日本の靴づくり150周年。

2020