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高い品質を、つくり手、そして社会へ
大正元年に皮革薬品の製造・販売から、その歴史をスタートさせた川村通商(株)。時代の変遷に伴って変化を続ける同社は、つくり手との協業でハイレベルな商品を市場へと送り出すという姿勢を貫き通しています。そして、その努力の結晶のひとつが、ランドセル用の革です。安全性や耐久性、美しさが求められ、品質に妥協が許されない商品において、革の供給量のシェアは国内トップクラス。また、革を提供するだけでなく、メーカーへの提案や共同研究を進めるなど、モノづくりに対する高い意識は、今なお脈々と受け継がれています。
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世界の最先端を、学び、伝える
イタリアの世界的トップブランドとの取引を通して、市場の動向や、モノづくりにおける最新のノウハウや考え方を、日本にて体現、普及させているのも、同社の強み。特に近年、同社が注力しているのが、サステナビリティを中心とした環境保全に対する取組みです。土に還る芯材や水性接着剤などを積極的に仕入れて、メーカーへと供給。これからの社会、そして地球のあるべき姿を追求し、その上で理想的な商品を一般消費者に提供できるよう、でき上がりに至るプロセスにまで意識的になることが、現代における同社の価値となっています。
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つくる喜び、楽しさをより多くの人に
創業より卸売をメインに行ってきた同社が、平成30年、小売店とワークスペースが併設された『KAWAMURA LEATHER』をオープンしました。これは、同社の根幹にある「変化」と「挑戦」という志がカタチとなったもの。高品質のイタリアン・レザーが低価格で手に入るだけでなく、多くの人が「モノをつくる楽しさや喜び」を体験できるよう、専用の機材を無料で提供しています。時代のニーズに合わせ、恐れずに変化する。その姿勢の中で紡がれてきた歴史が、またひとつ、カタチを変えて、つながっていきます。