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海外をめぐり、日本初を探し求める
(株)チカオは、現在の代表である宮崎親夫氏が、昭和59年に設立した総合靴資材企業。創業当時、すでに同業となる靴に関わる資材を扱う会社が、数多く存在していました。そこで、他社との差別化を目的に、海外素材に着目。アジアや欧州諸国をめぐり、まだ日本に存在しない素材を仕入れていきます。また、環境問題に対しても意識的に取り組み、再生資源として注目を集めるコルクシートを90年代から扱うなど、先駆け的な存在として、時代のニーズに応えてきました。現在では「エコライフ事業部」を立ち上げ、よりエコロジカルな素材開発に注力しています。
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機会を逃さず、どこよりも、早く
注目したいのは、自社製品と輸入品から成る、豊富な商品ラインナップ。これは世界中の展示会に足しげく通い、徹底的なリサーチを行うことでうまれたものになります。もちろん、すべての会場で新たな発見があるわけではありません。しかし、最先端の靴資材は、開発力と競争力を有する海外から生まれることが多く、それらをいち早く国内へと仕入れるには、欠かせない行程になっています。そういった時間と労力を惜しまない姿勢を貫いた結果として、市場に類似品が出回った時でも、常に「次の一手」を持ち続けられるのです。
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「これがいい」を与え、選ばれる企業へ
仕入れと並行して、オリジナル製品の開発にも余念がありません。いつの時代も、世界の最先端技術が詰まった製品を見てきた同社。そのノウハウを、自社製品に活かしていきます。技術の向上や物流の改善により、これまではコスト的な問題などで製品化に至らなかったものまでが、実現可能になった昨今。「これしかないから」ではなく、「これがいいから」。顧客に対し、さまざまな選択肢を与えられる存在として、これまで以上に「選ばれる企業」として成長を遂げていきます。