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90年の歴史と誇りが、つくり出すもの
昭和2年に創業した大日ゴム(株)。当時は軍用靴の本底を専門に扱い、時代の移り変わりとともに、紳士・婦人用の本底に特化していきました。ゴムの調合から練り、成形までを自社工場で行うワンストップ体制と、靴底のみを追求する中で培われた経験やノウハウが同社の強み。お客様の要望に合わせて、柄や形、色などさまざまな提案を行っていきます。また、比重や摩擦、グリップ性といった物性面の配合にも、専任の技術者が責任を持って対応。これら一つひとつの工程に、業界随一の腕利きとしての自負心が垣間見えます。
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靴底の最高峰を目指し、厳しく、ひたむきに
同社が多くのメーカーから、選ばれ続ける理由。それは、どんな時代においても、品質にこだわり抜いてきたからに他なりません。紳士靴の黎明期から、国内のトップブランドの本底に採用されたことで、非常に厳しい品質基準が設定され、その結果、必然的に同社がつくるすべての製品は、一級品ばかりとなりました。常にオーダー以上のクオリティを目指し、メーカーと協働して、研鑽を重ねる。その繰り返しの中で、実績を重ね、国産革靴の本底において、トップシェアを誇るまでに成長を遂げています。
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ゴムの可能性を誰よりも信じて
これまで、何千、何万パターンもの本底を手がけてきた同社。仕上がり、安全性、機能性、そのすべてに妥協なく向き合ってきました。それでもなお、新しい素材の開発には余念がありません。多様化するトレンドや顧客のニーズに応えるには、今あるものだけでは足りないと話すのは、営業の橋本氏。原料もデザインも出尽くしたように思われる現在においても、誰かがその先を目指さない限り、未来はありません。一世紀近く、本底だけを扱ってきた歴史と、次の時代へと向けた挑戦心が、今後も靴の裏から業界を支えていきます。