Theme01
先駆者にて最先端。業界を支える存在に
革製品を生産する上で、欠かすことができないのが「抜き」に用いる刃型。そして、その刃型を60年以上に渡って精鋭の職人とともにつくり続けているのが(株)東京刃型です。国内において、いち早くスウェーデン鋼を取り入れ、その加工技術を磨いてきました。現在では、靴やカバン、ベルト穴用など、多種多様な抜き型の、ほぼすべてを手仕事で製造しています。一般の消費者には認知されにくい「縁の下の力持ち」として、皮革業界に必要不可欠な存在へと成長し、そして今なお、新たな挑戦を続けています。
Theme02
職人の技と魂で、理想のカタチを
あらゆる業種でオートメーション化が進む現代においても、職人の手による刃型成形を貫く同社。外周の長さにカットした刃材を、オーダーに応じた型紙に合わせ加工してきます。脈々と受け継がれてきた技を持った職人だからこそ叶えられるこだわりの製法は、創業時から変わりません。また、自社の工場にある高炉を用いた「火造り」での製造を行っているのも、同社の特長のひとつ。たとえ真夏だとしても、1000℃近い炉を前に、作業を行っています。高品質な材料と卓越した技術、そしてそれを扱う職人の魂が、多くのメーカーにとっての理想のカタチをつくり出しているのです。
Theme03
時代が求めるスピードに技術で応えていく
何より「お客様への誠意ある対応」を重んじる同社。商品を問わず、製造工程において欠かせない刃型を扱うからこそ、万が一のトラブルには、迅速に対応し、ラインが止まる時間を最小限に抑えるように心がけていると代表の関根氏は語ります。さらに、時代の変遷にともなって増えているのが、短納期の依頼。「いい革が入り次第、すぐにつくりたい」というニーズに応えるべく、条件が揃えば、圧倒的なスピード納品も可能です。超特殊技術で、レザー業界の屋台骨を支えるべく、今後も邁進していきます。