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あらゆる人に、あらゆる革を
大正10年に創業した老舗企業、フジトウ商事(株)。牛や豚にはじまり、爬虫類系や毛付き革など、幅広いラインナップが魅力です。また、一般顧客に向けた小売にも積極的に取り組む、数少ない企業であることも特徴。革を求める人に対しては、等しく手間を惜しまない丁寧な対応が徹底されています。さらに、店頭で購入できる商品は、基本的に卸売の展開と同じ。「今日から革をはじめる」という人たちこそが、皮革業界の未来において、重要な存在である。そんな思いが、卸売と小売の両立を実現させたのです。
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納得して使うことが革の満足度を高める
お客様の満足感を何より大切にする同社。「納得して購入し、正しく扱ってもらうのが大事」という考えから、革の性質や加工などに関する質問や疑問の一つひとつに、明確に答えていきます。また、展開する商品における絶妙なバランスもポイント。顧客のニーズを的確に捉えたものから、斬新な加工が施されたものなどが揃います。さらに、若手スタッフのアイデアを、積極的に取り入れるのも同社が重んじる方針。クレジットやQR決済の導入など、その中からカタチになったものも多々見られ、事業の活性化にもつながっています。
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自然を尊び、暮らしに活かす
国内外の厳しい環境基準をクリアした、自然に優しい皮革を多く取り扱う同社。その中でも、エゾシカの革は「環境循環型の皮革」を目指し、これまで廃棄していた皮の製品化を実現する「MATAGIプロジェクト」から生まれたものになります。北海道では、過去に保護を推進した結果、シカの頭数が増え過ぎて、害獣化しているのが現状です。それらを、時期を定めて駆除し、肉は食用に、そして皮は革へと昇華させる活動を行っています。尊い命を無駄にせず、私たちの暮らしへと還元する。そうすることで、革を扱うものとしての使命を果たしていきます。