Theme01
卸売業とクラフト。両輪で築いた独自性
昭和22年に創業した(株)協進エル。過去には、自社で製革工場を有していた歴史もあり、タンナーとしての知見が豊富なのが強みです。現在では、国内外の皮革をバランスよく仕入れる卸売業がメイン。顧客の要望に的確に応えていくため、ヨーロッパをはじめ、アメリカやアジアなど、幅広い仕入先を確立しています。そして最大の特徴が、40年以上も前から、レザークラフト事業を展開していること。近年、顕著となった国内におけるレザークラフト人気の土台をつくる上で、重要な役割を担ってきました。
Theme02
豊富な選択肢で、オーダーをカタチに
多様化を極める依頼に対応した最善の提案に必要なもの。それは、幅広い商品ラインナップです。それを実現するために、仕入れだけでなく、自社開発のレザーも積極的に展開しています。発色や加工などのトレンドは意識しつつ、それぞれに個性を持った商品群は、圧巻の内容。また植物タンニン鞣しやクロムフリー鞣し、コンビネーション鞣し、クロム鞣しといったすべての革の細部にまで、タンナー時代に培った知識が息づいています。これら同社が持つノウハウは、メーカーの理想とする製品づくりに欠かせない存在となっているのです。
Theme03
先駆者として、クラフト文化を創造
趣味としてのレザークラフト文化が一般的に認知される以前から、その普及に尽力してきた同社。革の販売はもちろん、必要な道具や金具など一式を製造し、販売しています。また、経験豊富な講師陣による教室も開催。受講者のスキルに合わせて、さまざまな技術を学ぶことができます。そしてその技術の結晶とも言えるのが、カタログの表紙。繊細で緻密なデザインとつくりは、目を見張るレベルです。革の良さや、モノづくりの楽しさを、より多くの人に伝えたい。その思いが、今日の人気の土台をつくったと言っても過言ではありません。