時代の要請を受け、南アルプスの麓で、挑戦を続けたタンナー。

  

宮内産業株式会社

海外商品取扱い

宮内産業株式会社

3つの強み

  • STRONG01

    同業者がいない
    エリアだからこそ可能となった、
    独自の事業展開

  • STRONG02

    あらゆる革をゼロから
    試作することで得た、
    汎用性の高い技術力

  • STRONG03

    大規模な自社工場を
    運営することで獲得した、
    圧倒的なシェア

Theme01

競合のいない地で、自由な発展を遂げる

長野県南部に位置する飯田市にて、大規模製革事業を行う宮内産業(株)。現代表の祖父の代までは、農家との兼業で毛皮を扱っていました。その後、日本各地から、牛の床革を仕入れて、再鞣しを行う商売を開始し、皮革産業へと参入。現在では独自のルートから、牛や馬の原皮を仕入れ、鞣しや染色、検査にいたるすべての工程を、自社で行っています。扱う製品も、ランドセルから家具、自動車、革小物、靴、ベルト、衣料など、多種多様。ジャンルを問わず、時代のニーズに合わせた柔軟な発想で、独自の地位を確立するまでに成長しています。

Theme02

孤立から生まれた唯一無二の革

同社が本格的に革づくりに従事したのは昭和39年。すでに後発であり、何度も挑戦と挫折を繰り返してきました。同業者がいない地域にて、「ゼロから革をつくり、直接メーカーに持ち込んでは、改善する日々だった」と語るのは、代表の宮内氏。そこから現在に至るまで、時代の流れに沿って、多岐にわたる革を手がけてきました。その姿勢は「既成概念にとらわれず、挑戦する心を大切にする」という経営方針があったからこそ。独学でうみ出した革たちは、今では他の誰にも真似することができない、唯一無二の価値を備えています。

Theme03

応えてきた歴史が、強みをもたらした

平成9年に、主力商品であるコードバンの生産量世界二位を記録するなど、その卓越した生産能力に注目が集まる同社。ランドセル用皮革においても、国内シェアが七割を超えるなど、孤軍奮闘の活躍を見せています。しかし宮内氏は「要望に応えてきた結果」と冷静に振り返るだけ。自動車メーカーへの納品に向けて強化した研究および検査機器や、近隣に協働する相手がいなかったがゆえに整備した一貫生産体制など、逆境を強みに変えてきた歴史が、図らずも、他にはない強みをもたらしています。

PICK UP

広大な面積を誇る「自社工場」

さまざまな試験、検査を行う「研究所」

高品質な革を用いた「自社ブランド」

INFORMATION

宮内産業株式会社

住所 〒395-0821
長野県飯田市松尾新井6363
TEL 0265-22-7161
FAX 0265-24-4448
代表 宮内清彦
主な取扱い品目 天然皮革(牛革、馬革)
用途別比 ランドセル50%/家具20%/自動車3%
販売単位 1枚〜

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