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繊細な日本の感性と、個性あふれる海外の技
(株)新二幸の創業は、昭和9年。そこから80年以上に渡り、革とともに歩んできました。国産と海外産のレザーをバランスよく取り扱い、クライアントへの迅速な対応ができるように、常に適正量の在庫を確保しているのが、同社の特徴。また、顧客のオーダーに対しても、丁寧に対話を繰り返すことで、理想の革をつくり出していきます。その実現には、繊細な感性と同じ言葉を持つ国内のタンナーと、本場の伝統や技術を持つ海外のタンナーの両方の協力が必要不可欠だと、販売部の飯塚氏は話します。
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妥協を許さず、仕上がりまでも担う
時代が変遷していく中で、同社が一貫して大切にしていること。それは色数が豊富なイタリア産のスエードや、原皮を活かしたトラディショナルな革などを中心に、上質で高価格帯の商品をメインに扱うというスタンスです。できあがりがまったく同じデザインだとしたら、素材である革の質が高いほうが、ユーザーの満足度は格段に高くなるもの。完成品の価値に直結しやすい革という素材を扱っているからこそ、そこに妥協はできません。仕入れ量の調整や、小ロットから購入できる商品を増やすなどして、怠ることなく、高品質な革をリーズナブルに提供するための企業努力を続けています。
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革のプロとしてさまざまにサポートを
昨今では、個人クリエイターによる革素材の消費も無視できない規模にまで成長しています。その潮流に対応して、同社では大手の個人作家向け通販サイトへの出店を行い、ニーズの高いカバンや小物に使いやすい革を流通させています。国内外のトップブランドへの供給だけでなく、革を用いて作品づくりを行うすべてのクリエイターに向けて、高品質な素材を提供することで、つくる喜びを高めるサポートをする。時代の要請に合わせて、革のプロとして応えていきます。