Theme01
名古屋から浅草へ、一族で紡いだ歴史
大正6年に創業した(株)タテマツ。設立以前から、現社長の曽祖父が生業として靴用皮革の販売を行っていました。そこから130年以上にわたり、一族でつないできた老舗企業です。もともとは名古屋にルーツを持つ家系でしたが、明治時代に上京。現在では、創業時の流れを汲んで、婦人用の皮革をメインに取り扱っています。在庫量を確保することによるスピーディーな対応力と、最先端のトレンドを敏感に察知することで展開していく豊富な色数が、同社における最大の特徴。その結果、クライアントの細かいニーズに応え、素早い商品の提供が可能になっています。
Theme02
スタッフの目で、より精度の高い納品を
長きに渡って、皮革販売を行ってきた同社には、革を供給する上で、大切にしている志があります。それは、安定した品質を担保するための努力を惜しまないということ。その姿勢が顕著に現れるのが、徹底された検品工程です。天然の皮を扱う限り、同じ色として仕入れたものでも、微妙な色ブレが生じるもの。それを一枚一枚、丁寧に検品し、より細かい色分けを行っていきます。靴用の革をメインに扱っている以上、左右で少しでも色が違うことなど、許されない。だからこそ、時間や労力をかけて、高品質な商品へと昇華させていきます。
Theme03
歴史におごらず、学び、うみ出す
自社で商品の企画や開発を行い、協力企業とともに具現化をする。その実現に向けて、すべてのスタッフが、皮革そのものに対する知識や、作業工程における技術を率先して学んでいます。クライアントからの細かいオーダーに応える、まだ誰も見たことがない素材。それは経験や知識から生まれるものに他なりません。そうした飽くことのない企業努力や探究心こそが、豊富なカラーバリエーションや無数の加工品の展開を可能にし、新鮮な提案をうみ出しているのです。